中等度知的障害で障害基礎年金2級に認定された事例

相談者:女性(30代)、アルバイト

傷病名:中等度知的障害

決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級

年金額:約78万円 

相談時の相談者様の状況

ご家族様からお電話を頂きました。幼少期から、コミュニケーションを取る事ができず、周囲からは馬鹿にされ、常にいじめを受けていたそうです。

大家族だったため、家族から日常生活の全てをサポートされ、不自由な事なく、高校まで普通学校に通っていました。

お父様と二人暮らしになられた頃から、お金を騙し取られてしまったりするため、御兄弟が近所に住まわれ、全面的にサポートをしていらっしゃいます。

人の言いなりになってしまうところがあり、今後の生活が不安だったため、役所に相談し、検査を受けたところ、中度の知的障害と認定され、障害基礎年金の請求手続きを勧められたそうです。

相談から請求までのサポート

まず、出生時より現在までの状況をヒアリングし、現在の日常生活状況を細かくヒアリングしました。

基本的な生活も、誰かのサポートがなければ行う事ができず、一人で生活することは困難な状況でした。

極度の不安やストレスのため、不眠や過食があり、精神状態も不安定な状況でした。

診断書を依頼する際は、ご依頼者様の日常生活状況等をまとめた参考資料を医師にお渡し、実態に即した診断書を作成して頂きました。

結果

無事、障害基礎年金2級の受給が認められました。

現在は、投薬治療のお陰で、不眠や不安の症状は少しずつ改善されているとの事でした。

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