IgA腎症・慢性腎不全で障害基礎年金2級に認められたケース

相談者:女性(40代)、無職

傷病名:IgA腎症・慢性腎不全

決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級

年金額:約100万円(子の加算あり)

 

相談時の相談者様の状況

ご相談者様から、お電話で御連絡がありました。

人工透析を開始して5年の方でしたが、障害年金はご存知なかったとの事、
たまたま病院の待合室で隣の席に座った方から、障害年金2級に認定を受給していると伺い、
ご自身も該当するのではないかと思われたそうです。

初診日が古いので、最初から専門家にお任せしたほうが良いと思い、御連絡頂きました。

現在、透析治療のお陰で、日常生活はほぼ問題なく生活されていらっしゃいますが、
透析後に体調が優れない時もあり、同居しているお母様に家事をお願いすることもあるそうです。

相談から請求までのサポート

詳細を伺うと、初診日は今から28年前、
その後、症状が悪化する8年前まで病院を受診したことはなかったそうです。

あまりにも古いので、初診日の証明書が取れないのではと心配しましたが、
腎生検査を受けたことが分かりましたので、資料が残っている可能性がありました。

確認したところ、当時の検査資料が残っており、無事に初診日を証明することができました

申請の際は、現在の医師に記載して頂いた「人工透析用の診断書」、
今までの経緯をまとめて作成した「病歴・就労状況等申立書」を提出しました。

結果

無事、障害基礎年金2級の受給が認められました。

認定基準に、「人工透析療法施行中のものは2級と認定する」と定められています。

初診日が分からなくても、経緯が長くご自身での請求が難しいと思っても、
諦めずに専門家にご相談ください。

初診日を証明できないと諦める前に専門家にご相談ください。
何らかの資料によって初診日を確定できる可能性はあります。

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