脊髄脂肪腫による体幹機能の障害で障害厚生年金3級に認定されたケース

相談者:男性(50代)、会社員

傷病名: 脊髄脂肪腫による体幹機能の障害

決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級

年金額:約100万円

相談時の相談者様の状況

ご相談者様から電話でご相談いただきました。

5年前に突然、今まで経験したことない痛みのため、左足が動かなくなったそうです。

近所の整形外科を受診しましたが、最初は原因が分かりませんでした。

MRI検査で初めて脊髄に脂肪が付いていることがわかり、直ぐに手術をする事を勧められました。

手術により、足に障害が残る可能性があるとのことでしたが、手術をしなければ歩く事ができなくなるとのことでしたので、手術を行いました。

手術を行ったところ、左足の膝から下の感覚が全くなくなり、痺れも酷く、足指も曲がってしまい、歩行にも支障が出てしまいました。

以前と同じ仕事ができなくなり、会社の配慮で仕事内容を変更してもらったので、収入も減ってしまったそうです。

このような状態で、障害年金をもらえるかどうか、もしもらえる可能性があるのであれば請求のサポートをお願いしたいとの事でした。

相談から請求までのサポート

ご自宅近くのカフェで面談を行いました。

状況を確認したところ、左足関節の筋力は消失、膝関節の筋力は半減、左足指も全て曲がってしまい、歩行にも支障がある状況でした。

日常生活状況を伺ったところ、屋外の歩行は杖がなければ難しく、階段の昇り降りも不自由な状況でした。

先生に診断書を依頼する際は、ヒアリングした日常生活の不自由さをお伝えし、診断書にしっかりと記載して頂きました。

結果

無事、障害厚生年金3級の受給が認められました。

就労に支障が出て収入が減ってしまっていたので、障害年金が受給出来て良かったと喜んで下さいました。

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