脊髄小脳変性症で障害厚生年金2級が認められたケース

相談者:男性(40代) 会社員

傷病名:脊髄小脳変性症

決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級

年金額:約230万円

相談時の相談者様の状況

ご依頼者様から「先月、身体障害者手帳3級を取得したので、障害年金の請求が可能かどうか相談したい」とのご連絡をいただきました。

現在は会社の配慮により在宅勤務をされていますが、進行性の病気のため今後も就労を継続できるか不安を抱えていらっしゃいました。手先の細かな作業が難しく、構音障害も認められる状況でした。

相談から請求までのサポート

初診日は15年以上前でしたが、当時の病院ではカルテの保存年限が過ぎており、受診状況等証明書(初診日証明書)を取得できませんでした。

しかし、現在通院中の病院に、過去の紹介状が残っていたため、無事に確定診断を受けた日を初診日として認定していただくことができました。

診断書を主治医の先生にご依頼する際には、日常生活動作の状況や不自由さをまとめた資料を添付し、適切に記載していただけるよう工夫しました。

結果

障害厚生年金2級の受給が認められました。

症状は緩やかに進行しているため、額改定の時期を含め、今後も継続的にサポートさせていただく予定です。

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