てんかんで障害厚生年金2級に認定された事例

相談者:男性(40代)、無職

傷病名:てんかん

決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級(額改定請求)

年金額:約120万円

 

相談時の相談者様の状況

知り合いの社労士の方からのご紹介でした。

ご相談者様が障害年金の申請を行なったが、3級にしか認められなかったとのことでした。
障害年金申請の際も、書類の不備で何度か返戻となり、受給決定までに10ヶ月近くかかってしまったとのことでした。

ご相談頂いた時点でも、転倒する発作が月に2~3回あり、毎日のように意識がなくなる状態があるとのことでした。
突発的に発作が起こるので常に不安であり、働ける状況ではないので、もしかするともう少し上位等級になるのではないかというご相談でした。

 

相談から請求までのサポート

まず、過去に提出した申請書類一式を見せて頂き、現在までの経緯、てんかんの発作の状態、日常生活状況を細かくヒアリングいたしました。

医師に発作の状態と、日常生活の状況が正確に伝わっておらず、かなり軽い症状で伝わっていることが分かりました。
ご相談者様も、主治医の先生への伝え方も分からず、説明しても理解してもらえないと苦しんでいらっしゃいました。

主治医の先生には、日常生活状況、発作の状況を詳しくまとめたものを参考資料として提出して診断書を依頼いたしました。
主治医の先生とも何度かやり取りをさせて頂き、症状に合った診断書を作成して頂くことができました。

 

結果

無事、障害厚生年金2級に認められました。
以前、申請した時は、何度説明を受けても手続き方法が分からなく大変だったので、今回はお任せして良かったと喜んで頂くことができました。

相変わらず、意識がなくなる発作は毎日あるようですが、障害者枠で、週に3日間、短時間の就労を開始されたそうです。

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