腰椎椎間板ヘルニアで障害厚生年金3級に認定されたケース

相談者:女性(50代)、会社員

傷病名:腰椎椎間板ヘルニア

決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級
年金額:約58万円

相談時の相談者様の状況

ご依頼者様からお電話でご相談があり、娘さんとお二人で面談にいらっしゃいました。

9年前から発症した腰の痛みと足の痛みで、現在は杖を使用し、少しの距離であるならばゆっくりと歩行できる状況でした。

運動麻痺もあり、日常生活においてもかなり動作に制限がある状況で、椅子に長時間座っている事も出来ないので、立ち仕事も、デスクワークもできないとのことでした。

相談から請求までのサポート

初診日が9年前でしたので、初診日証明が取得できるかどうかが心配でした。

初診と現在の病院が同じでしたので、その点は良かったのですが、その間、他の病院にも数ヶ所通院して手術を受けられていらっしゃったので、経緯を思い出して頂くのが大変でした。

医師に診断書を依頼する際、日常生活状況の不自由さを伝えるために、病状を詳しくヒアリングしたものを参考資料としてお渡ししました。

出来上がった診断書には記入漏れが数ヶ所ありましたので、何度か訂正依頼し、ようやく診断書が仕上がりました。年金申請の際は、診断書や病歴・就労状況等申立書では書ききれない日常生活状況の不自由さを記載したものを別添資料として提出しました。

結果

無事、障害厚生年金3級の受給が認められました。

毎日のようにリハビリに通っていらっしゃり医療費の負担も大きいので、障害年金を医療費に充てることができるととても喜んで下さいました。

肢体の診断書は、複雑で記載部分も多いですので、総合的に認定して頂くためにも病状をしっかり記載して頂く必要があります。

また、出来上がった診断書のチェックもしっかり行わなければ、認定に不利になる場合もございます。まずは、専門家に一度ご相談ください。

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