統合失調型障害で、障害基礎年金2級に認定されたケース

相談者:女性(30代)、無職

傷病名:統合失調型障害

決定した年金種類と等級:障害基礎年金2

年金額:約78万円

相談時の相談者様の状況

ご依頼者様のお母様から、越谷コミュニティセンターで開催される無料相談会に参加したいとお電話で相談がありました。

発病は高校1年生の時、学校で友人関係が上手くいかなくなり不登校となりました。
強い不安感、不眠、食欲不振を訴えて精神科を受診したところ、うつ病と診断されました。

服薬により症状が改善され、高校卒業後就職しましたが、人間関係で悩み上手くいかなくなり半年で退職、不眠の症状はありましたが、病院は受診せず、市販の睡眠薬を常用していました。

体調の良い時にアルバイトに行っていましたが、徐々に体調が悪化し、自殺願望も出てきたため、3ヶ月間の入院となりました。

退院後も体調が回復せず、身の回りの事も出来ず、食事の時間以外は自室に閉じ籠る生活が続いているとの事でした。

相談から請求までのサポート

面談は、お母様のみで行ないました。

発病から現在までの状況を詳しくヒアリングいたしました。

面談後は、電話で何度もやり取りを重ね、日常生活状況の不自由さを中心に詳細を確認していきました。

主治医の先生には、ご相談者様の日常生活状況等の参考資料お渡し、実態に即した診断書を作成していただくことができました。

請求の際は、診断書と共に、日常生活状況等をまとめたものを別添資料として作成し提出しました。

結果

無事、障害基礎年金2級の受給が認められました。

今後は、安心して療養に専念して頂ければと思います。

毎回、スピーディーな申請を心掛けておりますが、今回は、お母様と主治医の先生の協力もあり、ご相談頂いてから1ヶ月で請求することができました。

特に事後重症請求の場合は、請求日の属する月の翌月からしか支給されませんので、少しでも早く請求することが望まれます。

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