下行結腸癌で、障害基礎年金2級に認定されたケース

相談者:女性(30代)、無職
傷病名:下行結腸癌

決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
年金額:約100万円(子の加算あり)

相談時の相談者様の状況

激しい腹痛のため、総合病院を受診したところ、腸閉塞と診断され、内視鏡で整復術を行った結果、下行結腸癌が認められたとのことでした。

癌切除手術を行い、化学療法による治療を続けていらっしゃいますが、副作用による吐き気、倦怠感、感覚異常が激しく、ほぼ1日中寝たきりで、日常生活は全て御主人様が行なっている状況でした。

障害認定日を迎えたら申請しようと、御主人様が申請準備を進めていらっしゃいましたが、色々と調べていると今の症状が障害認定基準に該当しているのか分からなかったため、専門家にお任せするのが一番だと思い、当事務所への依頼となりました。

相談から請求までのサポート

面談はご自宅の近くで御主人様とおこないました。

奥様の病状、日常生活状況等をヒアリングしたところ、悪性新生物そのものによる全身の衰弱又は機能の障害、悪性新生物に対する治療の効果として起こる全身衰弱又は機能の障害の両方が見られる状況でした。

主治医の先生には、日常生活能力の支障を具体的に診断書に書いていただけるように資料を作成し、その他の障害用の診断書での作成を依頼いたしました。

結果

無事、障害基礎年金2級の受給が認められました

がんによる障害年金の請求は、全身衰弱が主な症状の場合、外部障害が主症状である場合、

外部症状と全身衰弱の両方が主症状の場合とでは、診断書の種類も異なってきます。その時の病状により、障害状態をよく現すことができる診断書を使用することが重要となります。

がんの請求は、どの診断書を使用すれば、現在の症状を現すことができるのかを見極める事が難しいです。まずは、専門家にご相談ください。

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