痙性対麻痺で障害厚生年金2級が認められたケース

相談者:男性(50代)、無職

傷病名: 痙性対麻痺

決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級

年金額:約150万円

相談時の相談者様の状況

お電話で相談を頂きました。

4年前から、腰と両下肢に痺れがでた出たそうです。

直ぐに病院を受診しましたが、原因が分からず、異状なしとの診断でした。

その後も症状は改善せず、悪くなるばかりだったので、他の病院を数件受診し検査をしましたが、どこも異状なしと診断されるだけでした。

2年ほど前から歩くのにも支障がで始めたそうです。

痛み止めのブロック注射を打ち、杖をつき、歩くのがやっとの状態で仕事を続けていらっしゃいましたが、これ以上の就労継続は無理と判断し、1年程前に退職されました。

その後も、何件も病院を受診しましたが、原因が分からず、今年になって、ようやく「痙性対麻痺」と確定診断され、障害年金と障害者手帳の取得を主治医の先生から勧められたそうです。

相談から請求までのサポート

ご家族様と一緒に越谷のコミュニティセンターの無料相談会にお越しいただきました。

面談では、発病から現在までの経緯を記したメモを持参して頂き、日常生活状況についてヒアリングを行いました。

車椅子でお越しなりましたが、車椅子に座っている事も辛そうな状況でしたので、面談は早めに切り上げ、詳細については、ご家族様とメールや電話でやり取りをしながら進めて参りました。

「痙性対麻痺」と確定診断されたのは、最近ですが、症状は4年前からあり、継続して何件も病院を受診されていらっしゃったことから、最初に受診した病院を初診病院として受診状況等証明書(初診日証明書)を取得しました。

現在の主治医の先生に診断書を依頼する際は、日常生活動作、日常生活で不便に感じていること等をまとめた資料を添付し依頼しました。

受け取った診断書を確認したところ、記入漏れが数か所あったため、追記をお願いし、実態に即した診断書を作成して頂きました。

結果

無事に、障害厚生年金2級の受給が認められました。

障害年金請求における初診日はとても大切です。

最初の段階で、初診日を可能な限り特定し、進めていくことが重要になります。

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