肺高血圧症で障害厚生年金1級に認定されたケース

相談者:女性(40代)、無職
傷病名: 肺高血圧症

決定した年金種類と等級:障害厚生年金1級
年金額:約147万円

相談時の相談者様の状況

妹様から、お電話でご相談がありました。

2年前から、倦怠感、動作時の息切れ等がでて病院を受診されたところ、肺高血圧症と診断され、24時間在宅酸素療法を開始されたとの事でした。

発病時は会社員として勤務されていらっしゃいましたが、医師から復職の許可が下りず、退職され、完治は肺移植のみであると告げられ、自宅で療養生活を送っていらっしゃいました。

相談から請求までのサポート

ご依頼者様の体調が優れない事もあり、病状に関しては、同居していらっしゃる妹様から、検査所見等の確認をし、日常生活状況についても細かくヒアリングしました。

医師には現状をお伝えするための参考資料を作成し、診断書を依頼しました。請求の際、診断書、病歴・就労状況等申立書の他に、病気に関する参考文献、日常生活状況をまとめた資料を提出しました。

結果

無事、障害厚生年金1級の受給が認められました。

なかなか認定されず、申請から受給決定まで半年程掛かってしまいました。何度も年金事務所に確認に行きましたが、その度、審査中との回答でとても心配しました。

ご依頼者様も、無事に認定され、「これで安心して療養できる。」ととても喜んでくださいました。病状が重くても、医師に日常生活の困難さが伝わっていなければ現状よりも軽く診断書が書かれてしまう場合もあります。上位等級に認定されるためには、日常生活の困難さをしっかりと伝えていく事も大切です。

特に、難病の場合は、病気に関する参考文献等を提出することもポイントとなりますので、経験豊富な専門家に相談されることをお勧めします。

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