全身性エリテマトーデスによる慢性腎不全で障害基礎年金2級に認定された事例

相談者:女性(50代)、会社員

傷病名:慢性腎不全

決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級(20歳前障害)
年金額:約78万円 

相談時の相談者様の状況

最初、お電話でご相談がありました。

全身性エリテマトーデスによる慢性腎不全で、11年前より、人工透析療法を開始していましたが、最近になって同じ病院の人から障害年金を受給できることを聞いたとのことでした。

初診日の証明が取れないと受給できない可能性があると聞いたので、専門家に依頼したいとのことでした。

相談から請求までのサポート

ヒアリングを進めていくと、初診日が今から40年以上前の10代になったばかりの頃であることが分かりました。

カルテの保存年限は5年間と言われているので、初診日の証明書が取れない可能性がありました。初診日の証明書(受診状況等証明書)を御記載頂くために、1番最初の病院に確認したところ残念ながらカルテが保存されておらず、御記頂くことはできませんでした。

2番目の病院は、10代の頃から30年程通っていましたが、通院を中止してから10年が経過していましたので、カルテが残っていない可能性がありました。

ダメかもしれないと思いながら2番目の病院に確認したところ、カルテが残っており、初診日の証明書(受診状況等証明書)を御記載して頂くことができました。出来上がった受診状況等証明書には、1番目の病院の初診年月日、受診の経緯等もしっかりと記載されていましたので安心しました。

申請の際は、現在の主治医に記載して頂いた診断書、今までの経緯をまとめた病歴・就労状況等申立書を提出しました。

結果

無事、障害基礎年金2級の受給が認められました。ご相談者様からは、初診日の証明書が取れないのではないかと心配でしたが、無事に認められて嬉しいと喜んで頂くことができました。

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