血管新生緑内障・糖尿病性網膜症で障害厚生年金2級に認められたケース

相談者:男性(50代)、無職

傷病名:血管新生緑内障・糖尿病性網膜症

決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級

年金額:約120万円

相談時の相談者様の状況

ご相談者様より、お電話で相談の申し込みを頂きました。

2年前、突然、朝起きると右眼が見えなくなったそうです。

2、3日様子を見ていましたが、症状が改善しないため、病院を受診したところ、「ここでは手に負えない、直ぐに大きな病院を受診するように」と言われ、すぐに総合病院を受診するように勧められました。

そこで、「血管新生緑内障・糖尿病性網膜症」と診断され、レーザー治療をおこないました。

この時、初めて糖尿病であることも指摘されたそうです。

現在は、仕事を続けることが出来なくなり退職され、自宅療養をされています。

視野障害もあることから、日常生活にはかなり支障がある状況です。

相談から請求までのサポート

面談は、ご自宅近くのカフェで行いました。

発病から眼科を受診するまでの状況を確認したところ、半年前の健康診断で血糖値が高いことは指摘されていましたが、特に自覚症状がなかったことから病院を受診することはなかったそうです。

糖尿病性網膜症の場合、糖尿病で初めて病院を受診した日が初診日となるのですが、今回は、糖尿病での治療歴がありませんので、右眼が見えなくなり、初めて眼科を受診した日が初診日となります。

受診状況等証明書を眼科に依頼したところ、1回のみの受診でしたが、一刻を争う病状だったので、受付の方も当時の状況を覚えていらっしゃいました。

現在の主治医の先生には診断書を作成して頂き、今までの経緯、日常生活で不自由に感じていることをヒアリングした資料を作成し、診断書と一緒に請求しました。

結果

無事、障害厚生年金2級の受給が認められました。

仕事も退職し、将来の生活が不安だったが、これで安心して生活できると喜んで下さいました。

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