変形性股関節症で障害厚生年金3級に認定されたケース

相談者:女性(40代)、会社員

傷病名: 変形性股関節症

決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級
年金額:約62万円

相談時の相談者様の状況

ご依頼者様からお電話でご相談がありました。

2年前に滑って転んでしまい、足の付け根を痛めてしまったとの事でした。いつか治ると思い、暫く様子をみていましたが、足に激痛が走るようになり、仕事にも支障が出始めたので病院を受診しました。

ステロイド注射を打ち、痛みは軽減したものの、暫くするとまた激痛が走るようになり、人工股関節置換術を行う事になったので、健康保険組合に行う手続きと障害年金の手続きを代行して欲しいとのご依頼でした。

相談から請求までのサポート

まず、手術前3週間前でしたので、まず最初に健康保険組合に高額療養費の申請の手続きを行い、仕事も半年間休職されるとの事でしたので、健康保険組合に傷病手当金の申請を行いました。

発病から現在までの状況と日常生活状況のヒアリング後、医師に診断書の作成を依頼し、障害年金は傷病手当金の切れるタイミングで申請を行いました。

結果

無事、障害厚生年金3級の受給が認められました。

人工関節をそう入置換した場合、3級に認定されます。

また、健康保険の傷病手当金と障害厚生年金は併給されず、障害厚生年金が優先支給され、傷病手当金は支給停止されますが、障害厚生年金の額を360で除して得た額が、傷病手当金の日額に満たない時は、その差額が併給されることになっています。

制度上、非常に複雑ですので、まずは専門家にご相談頂ければと思います。健康保険組合との調整も障害年金と併せてサポートいたします。

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